検査を受けようか迷っている


BRTAとは

BRTAとは何か?について、あらためてお伝えします。

HIVの治療が大きく進歩した現在、日本では、世界的に見ても充実した治療環境が整備されています。感染を早めに知ることえ、これまでと同じように働くことができます。
しかし、なかなかHIV検査を受ける機会がなく、未だ検査を受けずにいる方が大勢いらっしゃいます。
日本ではエイズを発症して初めてHIVに感染してわかる方が新規HIV感染全体の約3割を占めているという現状があります。感染からかなり時間が経過して、エイズを発症してわかった場合、治療もたいへんになり、退職や休職の要因にもなります。
そこで、企業が率先してHIV検査に取り組むことで、社員のみなさんに検査を受けていただきやすくなりますし、みなさんの健康維持や生産性の向上にもつながります。
法的検診を一歩進めることが、社員のみなさんの健康意識の向上、ひいては医療費のコストの減少にもつながるのです。
そこで、厚労省の研究班や支援団体と企業が連携し、会社や社員のみなさんが費用を負担することなく、検査を受けていただける仕組みをつくりました。それがBRTA JAPANです。

イメージを変えよう

まずは、この4枚のパネルをご覧ください。

イメージを変えよう

パンツの中だけじゃないって

エイズでも“大丈夫”だって

そのままでいいって

(冊子『イメージを変えよう』PDFファイル

いかがでしょうか? HIVやエイズについて抱いていたイメージが、少し変わったでしょうか?

昔はHIVやエイズというと、「かかったら終わり」とか「斑点がいっぱいできて死んじゃう」というイメージだったかもしれませんが、今はまったく違います。「HIVはもはや慢性疾患の一つになった」と言う方もいるように、HIVを持っている方(HIV陽性者と言います)も、検査を受けて早めにわかれば、治療によって、ふつうに、元気に暮らしていける時代になっています。

ただ、なかには、ずっと検査を受けずにいて、エイズが発症してはじめてわかるという方もいらっしゃいます(平成29年は413名いらっしゃいました)。そうすると、治療が大変になる場合もあり、入院したり、会社に知らせるときに気を揉んだりということにもなります。検査を受けて、早くわかることが大切なのです。

もし、HIV検査を受けたことがなくて不安、とか、痛いんじゃないか、とか、感染してたらどうしよう、とか、会社に結果が伝わるのだろうか、とか、何か不安や心配がある方は、こちらをご覧ください。
検査の流れを詳しく知りたいという方は、こちらをご覧ください。

いかがでしょう? わからないことや不安なことは、すっきり解消されたでしょうか?
ぜひ、この機会に、検査を受けてみましょう。

検査の不安 フォローアップQ&A集

研修・講演時に寄せられた、さまざまな疑問へ回答しています。

(冊子『これで解消!検査の不安 フォローアップQ&A集』PDFファイル